現在の世界的不況の原因は「信用収縮」と言われています。今まで証券会社や投資会社に投資していた投資家達(銀行、投資会社、一般人、etc)がいっせいに「市場が信頼できない」と思ってお金を投資しなくなっているのです。お金が市場にあまり出回らなくなるとお金が今まで回っていた企業に行かなくなって、企業は経営が行き詰ってきます。多くの企業は市場のお金を利用し経営しているので大変困っているのです。今回の不況のキーワードは「信頼」です。この信頼はなんでしょうか。信頼は私たちの価値観がその源になっています。私たちは何らかの価値観というフィルターを通して、信頼できる、信頼できないを判断しています。投資をたくさんしていた時は「投資をすれば利益が上がる」と信じられていました。今は「投資をしても利益が上がらない」と信じられているのです。世界全体としてこのように価値観がどちらかに傾くとバランスが悪いため、不安定になります。世界各国が経済対策をしていますが、もし「国が信頼できない」となればいくらお金をつぎ込んでも経済は回復しないでしょう。で信頼できない対象をつきつめるとそれは「人」になります。さらにつきつめるとそれは他人ではなく、自分となります。ここで信頼回復のシナリオが見えてきます。まず、すべきことは「自分を信頼すること」です。