自立と依存と人の痛み
2月 12th, 2009 by Atom
人に依存しすぎて楽に生きていると人の痛みに気づかくなってしまうことがあります。例えば親子関係など。親は子を思いなんでもやってしまう、そして子もそれを心地よく思い受けてしまう。親はつらくても子のために頑張ってしまいます。子はそれを当たり前だと思い、親のつらさに気づかずに過ごしてしまいます。そしてある日、親が病気になったり、亡くなったりして親の存在の大きさに気づきます。実は普段何気なく暮らしている時から人の痛みや思いに気づくことは大事です。気づくからこそ、相手を思いやる心がでてきます。親がつらいと気づいたら親に負担をかけないよう親にやってきてもらったことを自分でやればいいのです。これらは何も親子の関係だけではなく、上司と部下の関係や友人同士の関係や夫婦の関係でもそうです。どちらかが一方に依存しすぎる関係はどこかで歪がくる可能性が大きいのです。依存と自立は人間関係のベースです。どちらも行き過ぎるとよくありません。相手と自分の成長などを踏まえながら常にバランスをとっていくことが大切なのです。