A・ジョリーという女優(トゥームレーダーなどに出演)がアクターズスタジオという番組で話していたことです。彼女は14歳の時に自分の家で同棲していました(もちろん母親も一緒)。その方が安全だし、母親に隠し事をしたくなかったそうです。当然sexもしたのですが感情的に満足ができなかったようです。ちょうどその時、趣味でナイフを集めていた彼女はある時、彼氏とナイフでお互いを傷つけあったのです。その時、とても興奮し、感情の高まりを感じたそうです。これを聞いた時、私は「血を流して戦うこともつながりを感じる表現方法のひとつ」という感じがしました。生きている実感をお互いに感じ、そしてそれでつながりを感じたのです。過去生で武将をやっていたという人が結構います。相手を殺したり、相手に殺されたり、それがお互いのカルマの解消のためという説明がよくされています。ただ別の見方をすると、自分と相手が存在している実感をより強く感じ、よりつながるためのものでもあるとも思えます。相手をお互いに殺しあうという時の感情のエネルギーはものすごく、相手に100%意識が向いています。このエネルギーを感じることはある意味心地よいものだったのかもしれません。