NHKの番組「爆笑問題のニッポンの教養」で日本語学の山口仲美さんがゲストでした。この番組、定期的に見ているわけではなくたまたま見ることが多いです。番組の中で興味をひく話題がいくつかありました。
1、日本語は具体的。抽象的な言葉は外から持ってきている
2、日本語にはネガティブな言葉が多い
まず、1ですが日本人は昔、木の名前として唐松、秋田杉、etc具体的な名前をひとつひとつを使っていましたがそれを総称する「森」という言葉は外から持ってきたそうです。つまり「木を見て森を見ず」ということです。
また2ですが「悲しい」、「恨めしい」、「つらい」などというネガティブな感情を表す言葉がポジティブな感情を表す言葉より多いとのことです。
言葉というのは「言霊」と言われるほどパワーがあります。日本人は言葉をどちらかというと暗く、中にこもった感じで使っている方が多いのかも知れません。的確に言葉を選択したり、新しく言葉を作ることにより言葉のもつ力を発揮できるはずです。意識的にパワフルな言葉を使う方がパワフルになれるということは覚えておいたほうがいいかもしれません。
Leave a Comment Below