「あなたをありのまま受け入れなさい」
これは、仏教での苦を脱出する最大の知恵だと思います。
ネガティブな感情が湧いてきた時、それを受け入れることができると苦しみがなくなります。
苦しみは受け入れないから生じます。
キリスト教的には許せないという言葉になります。
許せないから苦しいのです。
私は週一回プールで泳いでいます。その時に、ダウン症のお子さんを連れたお母さんを見かけることがあります。
さぞかし、子育ては大変なことでしょう。また、お子さんが生まれた時に、ダウン症だとわかった時、お母さんはどんなに悲しく辛かったことでしょう。
これは、私の想像なので、実際はそうではないかもしれません。気丈に事実を受け入れて悲しみはなかった可能性もあります。
ですが、一般的に考えたら、親は深い大きな悲しみを感じたのではないかと思います。
この大きな悲しみがずっと続いていしまうと、いずれ心は病んでしまうかもしれません。悲しみに耐えられないためです。
ですが、もしこの事実を受けれいることができるなら、悲しみは少なくなっていきます。全くゼロになるかは、その人次第だと思いますが。
子供がダウン症であることを受け入れることは、子供を無条件に受け入れることです。
どんな子供であっても、いい。あなたを受け入れるということです。
無条件に人を受け入れることができると意識は高い状態です。
今回の例は家族などについてですが、これをさらに他人などに広げられるなら、意識はさらに高くなります。
すべてを受け入れることができる時、一切の苦しみはなくなります。
私自身はある意味これを目指していると感じています。
参考https://www.angelflower.org/1-2/5729.html