一般的には信頼を得るのにある程度の時間がかかります。
例えば、仕事、はじめて飛び込みで営業訪問してもたいていは会ってもらえないかもしれません。そして通い始めしばらくして、会ってもらえるようになり、その後、何度か会って話しをするうちにだんだん気心も知れて、お互いに信頼関係が構築されるようになる。時間の長短はあれ、こんな感じではないでしょうか。
以前、話したように最近、毎朝ウォーキングをしています。自然を感じながら歩くのは気持ち良いことで、これをすることで力も湧いてきます。
朝、出会う人に「おはようございます」とあいさつをしています。この時、最初、戸惑う人、返事をあわてて返す人、目を伏せながらも返事をする人、まったく返事をしない人など様々な対応を経験します。
このあいさつを毎日しているとちょっと状況が変わってきます。目を伏せがちの人がしっかり目を見てくれたり、あいさつをする時の表情が緊張感ではなくリラックスしていたり、少しずつ変化が見えてきます。
お互いに初めて会う時、相手を知らないため信頼感はあまりないのだと思います。場合によっては恐れの感情を抱いていることもあるでしょう。
「知らない人は怖い」
という信念がある可能性もあります。
しかし、毎日会うことでこの恐れの感情は少しずつなくなってきます。お互い笑いながらあいさつをするようになると、あいさつ以外の言葉も交わすようになっていきます。
さて、もし信頼を得ようとするなら何が大切なんだろうと思う時、それは
「恐れ」
をなくして人と接することだと思います。
対人恐怖という言葉がありますが、人は少なからず対人恐怖を持っていたりします。もちろん相手の人によってその恐怖の度合いが違います。また誰にでも恐怖などないと言う人も中にはいるでしょう。
恐れは行動し経験することで場合のよってはなくなりますが、場合によっては強化されてしまうかもしれません。
これはひとえに自分がどれだけ恐怖なく相手とつながれるかにかかっていると思います。
今、ビジネスもやっていて、コーチングなど人と接することもやっているのでこの恐れに関しては私の大きな課題であり、チャレンジする対象でもあります。