人を変えるのではなく自分を変える
7月 20th, 2010 by Atom
スピリチュアルな世界ではよく言われる言葉です。
でもこの言葉を知っているのとわかっているのは違います。
知っているのは知識として知っていて実践し、経験していないこと。
わかっているのは実際に自分を変えるという経験をしてその意味に気づいていること。
この世界は経験の場なので、経験することに大きな意味があります。
今日、人を変えようとするのではなく自分を変えようと感じました。
一般的に自分のまわりの人が問題を起こすとその人を変えようとする努力をしがちになります。変えようとするのは変えることが自分にとって心地よいからです。自分の価値観に合わせようとするのです。特にその価値観が倫理観や道徳観や正義感などから来ている場合、とてつもなく大きな力となります(これも信念ですね)。
例えば、子供が犯罪を犯していたら、「なんとかして、更生させないといけない」と強く思うことでしょう。そのために子供をしかったり、怒ったり、わめきちらしたり、いろいろな感情を子供や関係者にぶつけたくなるのです。もちろん、これが解決(解決とは何かという問題もありますが)に結びつけばいいのですが、たいていの場合うまくいかないのではないでしょうか。
たぶん、この場合解決とは子供が更生することというもありますがその本質はこのような経験を味わうことを引き寄せた大元にある原因に気づき、それを変化させることではないかと思います。
すべての経験が自分の反映だとすると、自分を変えると決めて、実践するほうがより効果があるのではないかと思います。
「具体的に自分が何をすればいいのか?」
という疑問が湧いてくると思います。
なぜかとういと自分の責任でないと思ったり、自分には何もできないと思っているからです。
それは自分の中にしか答えがありません。ケースバイケースでいろいろな答えがあるのでしょう。
答えは決してひとつではなく無数にあります。