なぜ欲求があるのかと考えると必ずと言っていいほどそこには不足感があります。
「お金が欲しい」⇒「お金が不足している」
「愛が欲しい」⇒「愛が不足している」
・・・・
という感じです。
そのために「・・・が不足している」を満たそうとします。これってキリがないです、たぶん。
でこの連鎖をストップさせるにはどうしたらいいかというと、
「・・・が不足している」という根拠がどこからくるかを見てみます。これは不足していると感じている人の「意識」から生じているものです。
例えば、お金の場合です。いつでもお金は手に入ると信じれるなら、不足感は感じませんよね。そして働いけばいつでも手に入ると信じれるならやはり不足感は感じません。さらに私はいつでも仕事があって仕事をすればいつでもお金が手に入ると信じれば不足感は感じないはずです。
例えば、このようにお金で不足感を感じる場合、どこかに自分はお金を手にいれることができないという信念が隠れているのです。
愛の場合も同様に考えれば、自分は愛を手にいれることができないという信念が隠れているということです。
さてこうなると不足感の正体が見えてきます。
不足感は
「自分がその対象を手にいれることができない」
という信念からきているということです。
やはり
「自分には力がない」
という信念が最初にくるのです。
この辺はアバター関連の本「LIVING DELIBERATELY」にも引用されていましたね。
すると私達がこの世界でやっていることが見えてきます。
「自分には力がない」=>「自分には力がある」
左から右への移動をやっているのです。これが成長とか気づきとか覚醒になるわけです。
右は本来の自分であり、左はこの世界での虚像としての自分です。
不足感がなくなった時は自分が十分満たされていると感じ、すべて喜びと感じている状態です。
いわゆる至福になります。