依存症という病気があります。例えば、麻薬、アルコールなどだけでなく、ショッピング、ギャンブル、セックス、タバコ、など限りなくあるかもしれません。
これらに共通するのは意識がずっとそこに向いていて他のことへ意識があまり向かなくなっていくことです。依存が問題視されるのはそれがいずれ心身へ悪く働くためです。しかし、当の本人は実際にわかっていても止められないことが多いようです。
先日、TVで買い物依存症について取り上げられていました。そしてその原因が
「自分の欲求が満たされない事への代参として買い物をしてしまう」
ということでした。心の中の隙間を買い物をすることの快感が埋めてくれるのでしょう。しかし、買い物を終えてしまうと後悔してしまうのです。いずれ経済的に破綻してしまいます。
依存してしまう人は自分の心の中をうまく管理できていないのでしょう。自分の心がわかっていないとも言えるかもしれません。
依存してしまうということはなにか不足感を感じていてそれを埋めようとすることから、充足感の欠如が特徴です。でも本当に求めているのが違うところにあるのです。
どうしたら心から充足することができるのか。その答えはひとりひとりの心の中にあります。