テレビ朝日の「発見!人間力」という番組を見ました。この番組たまに見るのですがよい番組です。
梅村恵子さんは、愛知県名古屋市出身。子供の頃、いじめに合った経験を持つ彼女はカンボジアで子どもたちのため自立支援施設「BOC子どもセンター」を創立して4年目。カンボジアではいろいろなことが起こりますが恵子さんにとってもっとも大事なのは、母親、家族の大事さ、人との絆などということに気づいていきます。
梅村恵子さんは自分の居場所がなく、人恋しかったためにカンボジアに来ました。しかし、そこでの子供達の生活は彼女以上に悲惨なものでした。それを見て、彼女はなんとかしたいと思ったのです。子供達と接していく中で彼女は自分が本当に求めていたもの、必要なものに気づきました。それは
「おかあさん」
です。
人は本当は自分にとって必要なものが何かを知っています。しかし、それに気づかないでいることも多いものです。本当に必要だと失って気づくこともあります。時間がいくらかかったとしても本当に必要なものに気づくことは価値があることです。
彼女は「おかあさん」=「家族の絆」が必要だということに気づき、今、子供達の「おかあさん」になれたらいいなと思っているようです。
実はこの世界に住む全ての人は自分にとっての家族である。このような視点に立って世の中を見ると世の中はどのように見えるでしょうか?
実に素晴らしい世界に見えてくるはずです。たんさんの家族が自分らしく生きているのです。
「世界がもし100人の村だったら 」という本がありましたね。これは世界の人を身近に感じるための1つのものの見方です。どのように世界を見るかで、世界が違って見えるのです。
あなたにとって本当に必要なものは何か、この答えを自分なりに捜し求めることはあなたに大きな気づきを与えることでしょう。