感情は私達が本当にしたいことを指し示してくれます。そして直感はそれを行動に移すことを気づかせてくれます。
よく「直感を大事にしなさい」と語っている本がありますが、これはともすると冷静に判断する大切さがいらないと誤解されがちです。
ものごとを冷静にとらえる姿勢。これは大事なことです。
恐れから判断するのはあまりよい結果を生みませんが、広い視野にたちものごとを冷静に判断することで、直感をより生かすことが可能となります。
特にものごとを判断する時ですが自分や家族など狭い範囲では直感だけでよい場合もあるでしょうがさらに大きな決断をする時によりたくさんの情報を取り入れてそれを総合的に判断し冷静に決断することが必要になってきます。冷静さは感情に振り回されないようにするための方法となります。
この冷静さはある意味コンピューターの計算のようなものかもしれません。なんらかの条件から最適な決断をするのです。
「人間はコンピューターのように計算ではわりきれない」
という人もいるかもしれません。しかし、それは感情も含めた計算になっていないからだと思います。もしコンピューターに感情を持たせたら、人との区別がつかないように感じるでしょう。
アニメやSFなどで感情を持ったコンピュータを出てきますがもし実際にいたら、人間と同じように心を通わせることが可能かと思います。
こう見ていくと人間とはなんだろうか?と思ってしまいますが、人間とは何かに限定されるものではないということかもしれませんね。