たまに理由もなく幸せで喜びに満ちた状態になることがあります。そんなときは全てが輝いている感じで誰もが素敵に見えてしまうのです。たまたま一人で車を運転しているときにそのような状態になりました。喜びの状態になるのに条件はいらないのだなという実感があります。「△△でないと幸せになれない」というのでは△△がなくなったら途端に幸せではなくなってしまいます。生老病死という言葉がありますがまさにこれはすべてが砂のようにはかないものであるということを言い表しています。そして世の中は結局、幸せと不幸が交互にある世界であるというまことしやかな言葉を信じてしまうのでしょう。この言葉は一見、正論と思えるし私も以前はそのように思っていました。そしてそのように思ってしまうこともあります。しかしなんの条件もなく喜びに満ちた状態を経験すると「幸せになるのに条件はいらない。幸せであると自分が信じるだけで幸せになっている。」ということがわかるようになるのではないでしょうか。先日、紹介した『ハトホルの書』や『アバター』などはそのための指針となるのではないかと思います。