現実創造とはこの世界で体験することを創っていくということです。現実創造は特別なものではなく、この世界に生きている人はすべて現実を自分自身で創造しています。いるいろな側面からこの現実創造を見ていきます。
まず、アバターの現実創造は信念を変えることで現実を創造していくものです。私達の現実は信念による結果であり、信念を変えることで目的地への到達が早くなります。例えば、出発地が東京で目的地が大阪とします。大阪への行き方は一種類ではありません。何種類かあります。信念は目的地へ行くための制限となることも助けとなることもあります。例えば制限があるとは大阪へ行くのにいったん、小田原で降りて一泊しなければならないというようなものです。目的地への到達が遅れます。また助けになる信念は東京から大阪までの新幹線のチケットを手に入れるというようなものです。目的地へ早く到達できます。さらに助けになる信念だと飛行機のチケットを手に入れることができたりします。そうすればさらにもっと早く目的地へ着くことができます。アバターでは私達の意識がどのように現実に作用するかがわかってきます。
次にコーチングの場合。同じように東京から大阪へ行くことが目的とします。コーチングでは信念そのものを直接扱いません。まず、目的地への行き方をどうすればいいかをコーチが問います。クライアントは自分の信念にしたがいその方法を答えます。この時、信念をベースにし、目的地への到達を遅らせるような答えがでてきたりします。例えば、横浜で降りてお弁当を買わないといけないとか、静岡で降りて富士山に登らないといけないなど目的地への到達を遅らせるようなものです。コーチはさらに質問して遅らせないようにするにはどうしたらいいか問います。クライアントは別の方法を答えていきます。このプロセスを繰り返しながらクライアントが納得できる答えを導いていきます。コーチングでは自分の持っている信念は変えずにつまり制限をそのままにしてその制限を回避する方法を見つけ出します。ただこのプロセスを繰り返すことで信念を変えるような答えが導かれることもあります。
次に引き寄せの法則の場合。同様に東京から大阪へ行くことが目的とします。手段は考えず、東京から大阪へ行った時を思い浮かべ、その時の光景を現実に今、起きているかのように想像して、喜びの感情を感じます。すると友人から電話が来て、東京から大阪へ旅行に行くので一緒に行かないかと電話が来たり、たまたま入った店で東京-大阪間のチケットが安売りされていたのを見たりし、現実に行動を起こせるような機会が巡ってきたりするのです。
他にもいろいろありそうですが、いずれにしても現実創造が可能となります。どの方法を選んでもいいし、組み合わせてもいいでしょうね。大事なのはこれらはどれも意図する必要があるということです。意図しないと無意識のパターンで現実が創造されます。そしてこんな人生を経験はしたくないと叫びたくなってしまうかもしれません。