この本は昨日紹介したディーパック・チョプラ氏の著作で子供向けだそうですが大人が読んでも十分奥深い気づきが得られる良書です。バーバとはインドにおいて聖人や賢者に対し敬意を表して呼ぶ名前だそうです。この本の中で15歳の少年がバーバからいろいろなことを学びます。読む進めていくと読者も少年になりバーバから大きな贈り物を受け取ることになるでしょう。いくつかメッセージを紹介しましょう。
「答えはまさにここに気づかれようと待っているのだよ」
「実際にはあらゆるところに永遠がある。じつのところおまえの魂はそれを体験できるようにここにいるのだ」
「スピリチュアルであるためには目に見えないものを信じなくてはならない」
「すべてはつながっている。すべてのものがその他すべてのものの面倒を見ている。すべてのものが全体と調和している」
「この世の唯一の美はおまえの内にある美しさだよ」
「生きるための最良の方法はおまえの魂がおまえに望む方法だ」
「私は人を、信じる者と信じない者に分けはしない。どう生きたらいいか知る者とそうでない者に分ける」
「人は互いに遠く離ればなれになっている時に怒鳴り合う。そして心が調和している時には普通に話す。しかし二つの心がひとつになっている時には言葉など必要ない」
これらはメッセージのほんの一部ですが心に光を灯す素晴らしいメッセージばかりです。いまこの文書を書きながら本を垣間見ただけですがこの本を読んだ時の感動がよみがえってきます。スピリチュアルな本はかなり難しく理解しにくいものもありますがこの本は明快でしかも心にやすらぎをもたらします。