『ライトボディの目覚め』[改訂版]⑬
3月 16th, 2007 by Atom
続きです。
「精神体も幾何学形で成り立っています。このエネルギー体の役目はあなたの現実を決定するというものです。精神体は自分がそれをコントロールしていると信じています。自分がショーのすべてを取り仕切っているのだと思いこんでいるのです。実際はそうではないのですが何が「現実」かを決定するのが精神体の仕事なのです。あなたの人生の中でどのように宇宙が自らを再構築していくのかを決定します。そのように何が現実かを決定することによってあなたをカルマ・ゲームにはりつけにするのです。精神体が何よりも嫌うものは変化です。これ以上のものはありません。なぜかというともしあなたが今していることを変えてしまうと自分が未来に生き延びていないかもしれないからです。それがうまくいくかどうかには関係なくとにかくあなたを生かし続けると思える現実を存続させるのです。あなたが幸せか、満足がいったかなどということはまったく気にもかけていません。存続させるためにのみ、そこに配置されたものなのです。」
精神体の役目について書かれています。まずはこの三次元で生き抜くことが第一の役割のようです。そのため精神体はこのゲームをやり続けようとするようです。やり続けるために精神体は変化が起こりそうになると感情体へ恐怖を感じさせその場に留まるように強いているのかもしれません。
「「すべてなるもの」の自然な状態はそれ自身の内側で一体化されます。分離の幻影を存続させるためには信じられないほどの量のエネルギーが必要です。ただ手放すよりもはるかにエネルギーがいるのです。それは精神体がこんなに強くなるまで発達してきた理由のひとつです。分離の幻影を存続させる一番簡単な方法は見えないものはすべて「現実ではない」と精神体に宣言させることでした。そうすることによって自らのスピリットからやってくる衝動をすべてふるいにかけて落としてしまうのです。」
輪廻転生、過去何千年も人類がやってきたことです。中にはこの三次元が幻であることを理解し覚醒した人もいますがほとんどの人々は目覚めていません。
「次の体であるスピリット体もまた同じ二重正四面体からできていてそのほとんどはカルマ・ゲームでは無視されています。それはもともとあなたをあなた自身のオーバーソウル、あなたのキリスト・オーバーソウル、そして我ありという存在(アイ・アム・プレゼンス)に直結させるためにデザインされたのです。当然、スピリット体はカルマ・ゲームではあまり使われません。ただそこに存在しているのみでそのような結びつきは形成されないのです。スピリット体はあなた自身のスピリットからの衝動と情報をもたらしそのあと「これは現実じゃない」と言っている精神体とぶつかり合います。感情体がスピリットからピンとくるものを拾い上げた時、それを表現する変わりに押し込めてしまうのです。そして制限と分離というこのサイクル全体を繰り返します。なぜならばこのゲームはすべてスピリットからの分離という幻影に基づいているからです。これが真相です。」
大変わかりやすくとても腑に落ちる説明です。ライト・ボディ化そしてアセンションを達成するためにはほとんど無視され続けてきたこのスピリットに注目する必要があります。スピリットって何と言うとわかりにくいかもしれませんが、常識的な考えや固定的な考えから来るものではなくもっと基本的なものです。そしてその鍵となるのが感情の解放だと思います。わくわくすることをやるとか押さえつけてきた感情を表に出すとかいうことです。また自然に親しんだり、スピリチュアルな本やセミナーなどもいいきっかけになるのではないでしょうか。