菜根譚、読み方は、「さいこんたん」。
この本、全く知らなかったんですが、NHKの100分で名著という番組で紹介されていました。
http://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/38_saikonntann/index.html#box01
wikipediaによると
菜根譚(さいこんたん)は、中国の古典の一。前集222条、後集135条からなる中国明代末期のものであり、主として前集は人の交わりを説き、後集では自然と閑居の楽しみを説いた書物である。別名「処世修養篇」(孫鏘の説)。明時代末の人、洪自誠(洪応明、還初道人)による随筆集。その内容は、通俗的な処世訓を、三教一致の立場から説く思想書である。中国ではあまり重んじられず、かえって日本の金沢藩儒者、林蓀坡(1781年-1836年)によって文化5年(1822年)に刊行(2巻、訓点本)され、禅僧の間などで盛んに愛読されてきた。尊経閣文庫に明本が所蔵されている。
となっています。
さすが中国の古典で、深いものがあります。
この本は、田中角栄氏、川上哲治氏などが愛読していたそうです。
この本の内容は、人間の処世術です。人が生きていくために通るいろいろな人間関係をよりスムーズにするための処方箋のようなものです。
まさに実学の古典です。
私達は、今ここにいるのですから、どのように生きるかが最も大事です。
菜根譚を一度、深く探求したいですね。