誰にとっても「嫌な人」は、いるものです。
でも、その嫌な人は、誰にとっても嫌な人では、ありません。
つまり、嫌な人は、嫌な人だと思っている人にとって、嫌な人なのです。
嫌な人をつい考えてしまったりすることがあるのは、嫌な人が問題なのではありません。
嫌な人に執着してしまうのが問題なんです。
嫌な人はいてもしょうがないし、いるのが当たり前です。
ですが、嫌な人を考えて嫌な気分になるのは、自分。
だから、本来は、嫌な人のことを考えなければいいんです。
嫌な人が、会社の上司だったり、家族だったりする場合は、どうでしょうか?
付き合わざるを得ませんが、それでも、距離を置くことは可能です。
実際には、嫌な人と共有する時間は、1日のうちでそんなにあるものではありません。
話しをしたり、顔を見る時間は嫌な気分になっても、それ以外の時間は嫌な人のことを考えなければ、気分は楽になります。
さて、
嫌な人を好きになるように自分の考えを変えることも可能です。しかし、無理に、嫌な人との関係をよくしようとすると、かえってストレスとなります。
嫌な人がいることは、悪ではありません。単に価値観が、その人を嫌いな人にしているだけです。
なので、無理に好きになる必要もありません。こう考えて過ごす方が楽です。