「こころが休まる本」の中での言葉、
「自分のありのままの感情を大切にし、ありのままの自分で他人と向き合うこと」
これは、自分に正直であることです。
ですから、恐れがありません。
ありのままとは、恐れがないことなんですよね。
これにあらためて気づきました。
他人に嫌われるかもしれない。こう思って自分を繕ってしまい、ありのままじゃないと何となく心が満足しないんです。
私達人間は、本来、ありのままで正直でいたいんです。
顕在意識は、恐れがあるのでつい嘘をついてしまいますが、潜在意識は、とても正直です。そして感情も正直です。
いくら顔は平静を装っていたり、嬉しそうにしていても、感情は逆に怒りや悲しみに陥っていることがあります。
なぜそういうふうに嘘をついてしまうかは、相手がどう感じるかが気になってしまうからです。
つまり、相手の感情をポジティブやフラットに保ちたいと思っているためです。
これは、自分の感情をポジティブやフラットに保ちたいからです。
つまり、ネガティブ感情を感じたくないと抑圧しているんです。
でも、生きている限りどうしてもネガティブ感情は感じてしまうのは仕方がないことです。
ですから、その感情は素直に感じる方が結局は、自分にとってはよいことになります。
それで、相手にネガティブ感情を湧かせたとしても、それはそれで仕方がないことです。
なぜなら、相手の感情はコントロールできませんから。つまり、相手の感情は相手に責任があります。
もちろん、わざと相手にネガティブ感情を抱かせようとして、相手を傷つくような言動などを言ってもかまわないってことじゃないですが(ただ、ついやってしまうこともありますよね)。
単に、自分の感情を素直に出せばいいってことです。
で、これは、と子供と同じです(笑)。子供は本来ありのままです。どんな感情も感じるままに出します。
では、感情を変えたい場合どうするか。
何か自分が感じたくない感情を感じてしまう時には、そのベースにその感情を感じさせる信念や思い込みがあります。
この信念や思い込みがあることに気付くと、それを変えるきっかけとなります。
そして、その信念や思い込みが変化すると、感情も変化します。
信念や思い込みは、気づける場合もあるし、そうでない場合もあります。
が、いずれにしろ信念や思い込みが感情のキーとなっています。