恥ずかしがり屋の心の中
10月 7th, 2014 by Atom
恥ずかしがり屋な方がいますよね。
私も子供の頃はかなり恥ずかしがりでした。
親戚のおばさんが家にやってくると顔を合わせずに済ませたいと思って、隠れてしまいました。
今、考えるとそんなことしなくてもよかったのにと思います。今では、お正月には必ず会いに行くようにしています。
さて、恥ずかしがり屋の方は、実は自己顕示欲が強い人が多いようです。
自己顕示欲とは?
自分の存在を社会にアピールしたいという欲求。自己顕示欲の強い人は、一般的に「目立ちたがり屋」と言われる。
レベルに違いはあれど、誰にでもある欲求のひとつ。アピールに対する周囲の反応があればあるほど助長される性質を持つ。
「自己主張」と似ているが、自己顕示欲の方が欲求が明らかで、好ましくない意味の使い方をされることが多い。一方で、人前でアピールが必要な職業を持つ人には、なくてはならないものである。
つまり恥ずかしがり屋は、自分を認められたいとか、ちやほやされたいとか、ほめられないとか、自分の存在をより強く認識して欲しい欲求を持っているということです。
もしかしたら、「そんなことはない」って思うかもしれませんが、もし、自分が認められたり、ちやほやされたり、ほめられると嬉しいはずです。
自己顕示欲がそんなに強くない人は、他者から認められても嬉しいでしょうが淡々としています。
恥ずかしがり屋の人は、自分の存在を認めてもらいたいけど、認めてもらえるか不安なために、恥ずかしがってしまうことで、その不安をなくそうとしているんでしょう。
また、他人が自分のことに注目していると思っているので、恥ずかしいのです。
ですが、実際は、他人はそんなに人のことなど気にしてません。自分のことで精一杯だったりしますからね(笑)。
恥ずかしがり屋でも別に構いませんが、そのことで、自分の欲求が抑圧されてやりたいことが、やれないとストレスとなります。
ですが、たいていはそのストレスを抑圧しているわけで、それが、重なることで病気になってしまうこともあるでしょう。
なので、恥ずかしがるのもほどほどがいいかなと個人的には思ったりします。