心は、どんどん変化します。
さっきまで、嬉しかったのに、悲しくなり、そして平静に。
その平静も一時で、さらに変化していきます。
喜怒哀楽やフラットな感情が、まるで気象の変化のように変化します。
心は心のままですが、中身は変わっていきます。
これは、川の流れに似ています。川は川のままですが、中身の水は同じ水ではなく、変わっています。
今苦しくても、苦しみはずっと続きませんし、今楽しくても、楽しみはずっと続きません。
変わる心は、幻のようなものです。消えて現れてまた消えて。
だから、変わる心に執着していても仕方がないし、意味もありません。
このように悟ることが智慧です。