力のない存在から力のある存在へ
1月 17th, 2009 by Atom
私達はかつてものすごい力を持っていたと思います(かつてというより今も持っているのですが時間軸上で考えた方が説明上都合がよい)。どのぐらいものすごいかというと、まさになんでもできる、思えば叶うし、そう神様のように。しかしある目的のために力のある存在から力のない存在になっていきました。これは言葉を変えると「統合した状態から分離した状態へ」ということになります。今、私達は力のない存在と感じています。どこかに限界をもうけています。そして実際にこの物理世界では限界があります。例えば今のところ100mを1秒でかけぬけることはできません。しかし、再び力のある存在へと変わりつつあります。なんでも可能だったあの頃に戻りつつあるのです。先ほどある目的のために力を封印したと書きました。たぶんこの目的とは喜びを感じるためだと思います。力のない存在から力のある存在への変わることはこの上ないほどの喜びなのです。子供の頃にできなかったことができるようになった時、楽しかったという思い出があるかもしれません。まさにこれです。しかもたくさんの分離した存在である人間がそれぞれの価値観にしたがって、できない自分をできる自分に変化させて喜びを味わっているのです。統合された意識はこの喜びをすべて感じています。想像してみてください。すべての喜びを同時に感じているときにどれだけの喜びなのか。快感の中に埋もれて失神していしまうかもしれません。これは力のある存在である時に感じられる喜びとは比べ物にないぐらい大きいはずです。この力を愛と置き換えても同じです。愛のいろいろなバラエティーを人はそれぞれの価値観で経験します。これをすべて感じているのが統合された意識です。統合された意識がどれだけ幸福感に包まれているかわかるのではないでしょうか。そして私達は分離した存在として存在しながらこの統合された意識を垣間見ることができます。ワクワクゲームはさらに続きます。