その人らしい人生を支える
1月 15th, 2009 by Atom
素晴らしい言葉だと思いませんか。これはNHKの番組「プロフェッショナル、仕事の流儀」に出演された医師の中村伸一氏の言葉です。この方は17年間、福井県名田庄村で医師をされている方です。お年寄りが多いのこの地域で人の病気を治すだけでなく、その人の人生全体を支えることを目指し、日々活動しています。患者のほとんどは顔なじみで、その人の趣味や好きなことや生活ぶりなども細かく把握しています。まるで家族のような関係です。彼はいいます。病気を診るのではなく人を診るのだと。人は死を迎えようとしたとき何を考え、何を思うのでしょうか。自分の人生を価値があるものとして終えたかったり、愛する人と一緒にいたかったり、それぞれでしょう。だからこそひとりひとりの心によりそった対応が大事なのです。私はこの番組を見て号泣していました。人は素晴らしい存在であるとあらためて思いました。ぜひ、このような番組を多くの人に見てもらいたいと思います。きっとあなたの心にもよい気づきが得られることでしょう。