こだわりが苦しみを生む
7月 3rd, 2014 by Atom
こだわりが苦しみを生むという気づきがありました。
だから、こだわらなければ、苦しみはなくなります。
こだわりは、執着であり、欲望でもあります。
こだわるから、執着してしまい、こだわるから、欲望があるんです。
お金にこだわるから、お金に執着する、お金が欲しいという欲に向かう。
幸せにこだわるから、幸せに執着する、幸せが欲しいという欲に向かう。
こだわりをなくせば、苦しみがなくなるだけです。
だから幸せになれたり、喜びを感じたり、ポジティブな感情を感じるというわけではないです。
ただ、苦しみがなくなるだけです。
釈迦が目指したのはまさにこれでしょう。
こだわりがなくなったから、欲が滅し、苦しみがなくなったんです。
このこだわりとは、意識を向続けることに他なりません。
意識が向かないなら、気にしていないので、こだわりを生む思考さえ生まれません。
意識を向けて、その向けた対象に対して意識を向け続けることがこだわりです。
今ここは、今とここにフォーカスするわけですから、意識を向ける対象は固定化せずに変化します。
川の流れが留まると、川が濁ってしまうのと同じく、意識を向ける対象も固定化してしまうと、濁ってしまい純粋でなくなるのでしょう。
変化は、生命が純粋で在ることのあらわれなのかもしれません。