よく「夢を持て」と言われます。なぜなら、夢を持つことで生きる力や希望になるからです。
ですが、見方を変えると、夢を持って追いかけているうちは、不幸である可能性もあります。
「夢に向かって長年頑張っている。でも夢は叶わない。思い通りにならない。生きるのが辛い。」
こんな感じだと、夢を持つことが苦しみになっています。
ならば、手放せばいい。夢を捨てればいい。
最近はこう思っています。
夢が今の幸せの足かせになるぐらいなら、夢は捨てた方がいいです。
夢の話しのついでですが、夢は叶えるものか、それとも叶うものか。
ワンネスで観ればどちらも同じですが、夢を叶えるというのは、傲慢になる可能性があります。なぜなら、
「私が夢を叶える」からです。
どんな夢にしろ、ひとりで叶えるなんてことはできません。必ず誰かのサポートがあるはずです。そしてそのサポートは、家族や身近な友人などではなく、周りの環境もすべて、すべてが支えています。
つまり、夢はそのすべてがあるからこそ、叶うものです。だから、自力ではなく、他力となります。
だから、夢は叶えるのではなく、叶うのです。
夢を捨てるのはある意味他力にまかせることでもあります。
叶うか叶わないかはわかりません。
叶うか叶わないかどちらにしろ、その今の現実を受け入れるなら、どちらでもOKなんです。
こう思えるなら、しゃかりきになって夢にむかわなくても、自然体でいられます。
自然体でいられたら、今ここです。