新聞とかネットで相談する人がたくさんいますね。
例えば、
「飲みに誘ったのだけど、断られた。なぜなのでしょう?」
これを読んで不思議に思いました。
なぜ、断った本人でなくて、まったく関係のない人に聞くのでしょう。
もちろん、相手に直接聞けない(聞きたくない)から聞かないのはわかります。
ただし、他人に聞いても正しい答えが得られるわけではないのです。
正しくない答えを正しいのだろうと想像して、断った人との関わりを続けるのでしょうか?
この相手に直接聞けないのは、恐れがあるためです。
どんな恐れかは自分に問うてみればわかります。
こういう場合に結論を言えば、相手に理由を聞けばいいんです。
相手がどう言うかわかりませんが。
場合によっては本音を話してもらえないかもしれません。
ですが、他人に聞くよりはましですし、その質問をきっかけとして相手とより深くつながれるかもしれません。
恐れに向き合わないのは、一見楽なのですが、人とつながることの壁となります。
逆に言えば、恐れと向き合うと人とつながる可能性が高くなります。
昔から言われる諺
「虎穴に入らずんば虎子を得ず」
がありますね。
まさにこれです。