サイバー攻撃というものがあります。
いわゆるインターネットを利用したウェブサイトなどへの攻撃やデータを盗むなどの攻撃です。
ハッカーは、日本ではネガティブなイメージの言葉ですが、実際には、そうではなく、
IT用語辞典で調べると
「コンピュータ技術に精通した人。転じて、コンピュータ技術を悪用して他人のコンピュータに侵入・破壊を行う者を指すことが多いが、この用法は誤用が定着したものなので使用すべきでないとする人も多い。本来、ハッカーという用語には悪い意味はなく、むしろ高い技術を持った人々に対する尊称として使用されていたことから、古参の技術者などの間には、技術を悪用する人々はクラッカー(破壊者)と呼んでハッカー」とは区別すべきであるとする主張も根強くある」
となっています。
ですので、ハッカーとはインターネットに詳しい技術者のことです。
で、ハッカーの技術を競う世界大会というものがあり、日本は6位だったそうです。
ですが、これに対して、ある外国人関係者が、
「日本は守ってばかり。これだと、攻撃された時にたぶんやられる」
と語ったそうです。
日本は戦争と同じで、自分から攻撃することはよしとしないため、積極的に攻撃することを躊躇するようです。
本来は、「攻撃は最大の防御なり」と言う言葉通り、悪質なクラッカーからの攻撃に対しては、こちら側からも積極的攻撃をしかけることが有効だそうです。
インターネットはフェイスツーフェイスじゃないので、話し合いということがとても難しいです。なので、ある意味殴り合いのけんかになってしまいがちです。
ハッカーとクラッカーの戦いもまさにそうなります。
正義の名のもとに相手を攻撃するか、そうではなく、あくまでも専守防衛でいくのか。
どちらがよいかはわかりませんが、クラッカーの攻撃に負けたら、被害は甚大なものになるのは確かです。
少なくともハッカーは養成していく必要はあります。なにせ、現時点においても優秀なハッカーは8万人も不足しているようですから。