このところ歳をとったせいもあるのか感傷的になることがあります。
過去に自分がないがしろにしてきたとか、大切にしてこなかったなということに、後悔や自責の念を感じるんです。
中学3年生の時に担任だった女の先生がいます。当時、中年世代だったので、今はもう亡くなっているか、存命されていたとしてもかなりの歳でしょう。
その先生が私が大人になったある頃に、はがきをくれて、一度会いたいなと言ってきたことありました。まあ、私だけでなく、当時の教え子すべてに対してそういうはがきを出したと思うんですが。
当時は、私自身、会いたいとは思いませんでした。むしろ、今の自分じゃダメダメだし。劣等感さえあったと思います。
ですが、今思うとその時もっと相手の心に寄り添って会っていればなと思うんです。
そして、今回の気づきが、「一瞬一瞬が大切」ってことです。
同じ時や場面は二度と来ませんん。だからこそ、貴重であり、その時に自分が与えられるものを最大限に与えて相手に喜んでもらい、それが自分の喜びとなります。
話しは変わりますが、カンブリア宮殿という番組でハローデイという会社の社長が同じようなことを言ってました。
「自分が幸せになるためには、お客さんを幸せにすればいい」
と。
まさに同じことなんです。
私の場合、後悔しないようにっていうことが動機ですが、結果的には同じところにいきつきます。
・与えると与えられる
ってスピリチュアルの世界では言いますけど、現実はまさにこういうふうになっています。
自分が与えるものがまさに自分が得るものです。
ただこういうすべては、一瞬一瞬であり、幻のように消えていきます。