『新・光の12日間』
11月 21st, 2008 by Atom
ゲリー・ボーネルさんの最新作です。光の12日間とは分離から合一への変容の中心的なイベントです。このイベントは13000年ごとに起こる分離と合一の流れのひととつです。この時、人は「自分の信じているもの」を見たり、体験します。書いてあることはたぶん信じがたいことがあるかもしれません。ただ「自分が信じていることを経験する」というのは今でも真実であり、これは「引き寄せの法則」や「ザ・シークレット」などと同じことを言っています。ゲリー・ボーネルさんは覚醒へのキーは葛藤とどう対応するかだと言っています。自分の中のこだわりや信念など現在だけでなく過去も含めたすべてからの解放が求められます。本の中で「覚醒とは本質的な自己に関するすべての幻想から自由になった状態です。人間という形体の中にいながら完全に目覚め、恵みと調和に満ちた魂意識から瞬間、瞬間を生きていくことです」と書かれています。確かに人は覚醒した状態へと移行しつつあると思います。ただ覚醒を目指す人だけでなく幻想を選択する人も出てくると思います。これはどちらがよい、悪いではなく、その人の魂の選択に過ぎません。キリスト教の最期の審判というのがありますがこのことを言っているのかもしれません。またこの本の中で「愛」についてのレベルの話しが出てきます。高いとか低いというのではなく、いろいろな種類があるということです。本質的には同じものですがそれを私達は多様性を持って感じ、経験します。例えば、本能的な愛、許す愛、与える愛、etc。すべては愛をいろいろな形で経験するためのバリエーションです。あっちの世界では愛も合一され、すべて同じものとして経験されるのかもしれません。そうするとこの世界で経験する愛はすごく多様性があり、楽しく素晴らしいものかもしれませんね。