『ラムサ ホワイトブック』⑤
2月 23rd, 2007 by Atom
真実について
『マスターよ(*)、真実はあらゆるものの中にあるだが同時にあらゆるものには成長がある。というのもそれぞれの瞬間ごとに真実も作り直されるからだ。神は完璧な状態にあるのではなく、何かになりつつある状態にあるのはこのためだ。それぞれの存在は自らの理解において絶え間なく進歩を続け、さらに限りない真実を包み込むようになる。そしてその存在の理解がどんなものであれその理解は一瞬一瞬、その存在が見るとおりの真実、知るとおりの真実へとなっていくのだ』
*マスターよは私達への呼びかけです。
絶対的な真実などないということです。真実さえも作られたもので変化していくものだからです。あるのは客観的な真実のみです。だから自分の考えが真実だと思ってもそれは自分から見た真実であるということで他人の真実が自分と異なるからといって非難することはできないしする必要もありません。真実がひとつではないということを理解しそして自分自身の真実を持ちながら他人の真実も受け入れればいいだけです。