根強い思い込みがあります。それが「不足感」です。
実はこれがどこにでもあるって思うぐらいあります。
例えば、
・ある商品をある店で買ったら、それより安く買える店が後で見つかって悔しい⇒お金を奪われた
・ある人に問題を指摘されて確かめたら、それが間違っていたので、相手の非を責めて怒った⇒時間or平静を奪われた
・食事で出されたおかずが自分の気にいらないものなので愚痴を言った⇒心地よさを奪われた
・毎日の日課を面倒くさいと思った⇒心地よさを奪われた
・etc
これらは、全部不足感がベースにあります。不足感があるから、奪われる感じがするんです。
ある経験をした時にその経験の捉え方を、損得で捉えているつまり価値判断をしているために、得たとか奪われたということに執着しているんです。
だから、経験に対して、ポジティブな感情を抱いたり、ネガティブな感情を抱いてしまいます。
これは、普通に思えるかもしれませんが、できるなら不足感を感じずに、すべての経験を楽しめる方が人生はスムーズに流れます。
先日、ご紹介した苫米地さんの本にも書いてありましたが、すべての物事は捉え方次第です。
不足感を持って生きるとこの世界は弱肉強食で、他人を信頼できずに、人から奪うことで生き抜く世界になります。
もし、逆に不足感がなくて満ち足りているという感じで生きるとこの世界は感謝の世界となり、与えることに喜びを感じる世界です。
豊かさを感じるかどうかは自分次第ですね。