ネットでいろいろサイトをサーフしていたらこんな言葉がありました。
「自分の過去を肯定すれば、心は軽くなる」
まさにそう思います。
人は過去に思い悩むことが多いから。
自分の選択の結果を肯定できていない。
つまり、「~でなければいけない」って思っているということです。
これだと当然、辛い、苦しい状態になるでしょう。
過去を思い悩むことはしても、しなくてもいいんですが、悩まない方が心は軽いです。
過去に思い悩むと”今”にいません。単に過去を思考して、現在に投影しているだけです。
まあ、たとえると、映画を見て悩んでいるようなものです。
ですが、人間は、想像力がたくましいので、過去を今にもってきてしまうのですけどね。
だから、最初の
「自分の過去を肯定すれば、心は軽くなる」
ような言葉を意識して、意図的に心を軽くする必要があるのです。
まあ、心が重くてもいいなら、そのままでもいいんですけど。
私達人間は、すべからく幸せを求めているので、過去は肯定してしまった方が楽に生きられます。
過去はもう終わったことであり、それにだけ思考を向けていたら、今を生きることがないので、未来は、過去の延長線上の上になってしまいます。
いわゆる過去を引きずる状態。
そもそも、この世界は幻(いきなり問題発言ですが)のようなものです。
瞬間瞬間、今となり、過去から今そして未来へと時間が流れているように見えますが、実際は今しかなく。その今もあやふやな不確かなものです。
私達が思い悩む原因のひとつが執着です。
「~でなければいけない」
はその典型です。
そして、さらに別の視点で見ると、この世界について無知であるために、執着していると言えます。
この世界は幻ですが、完璧な幻です。だから、それでいいんです。
何かを変えようとしてなくても変えても。
たとえると、この世界はすでに完成している映画のようなものです。だから、変えようがないし、変えられないし、変える必要もないし、何もしなくていいのです。
世界が完璧だという視点に立てば、執着しなくてもいい(しても構いませんが)し、ありのままでいいということになります。
自己肯定は完璧だということでもあります。もちろん、自己否定しても完璧なのですが、それはそれで。
起こることは起こるし、起こらないことは起こらない。
花は花。
ありのままです。