Junie B.Jones
9月 8th, 2008 by Atom
英語ネタですが。RANDOM HOUSEから出版されているJunie B.Jonesという6才の女の子が主人公の本があります。多読を再開して読み始めました。YL3.3(難易度)なので、以前読んでいたものより簡単なのですがわからない単語も多々出てきます。さて本題ですが『Big Fat Mouth』というタイトルの本でJunie B.Jonesが学校のグランドに落ちていたキャンディーかなんかを口で息をふーふーして食べようとしたとき、彼女の通っている幼稚園のJanitor(用務員)が「食べちゃダメだ。息を吹きかけてもばい菌がいる」と言われ、食べるのをやめました。まあ、こういう経験をしたということです。一方、幼稚園の宿題で将来何になりたいかを皆の前で発表するというのが出されたのですがJunie B.Jonesはどうしたらいいかわかりません。幼稚園から家に帰りMom(母親)に困っているから助けて欲しいと頼みますがmomは弟(生まれたばかりの赤ん坊)の世話で忙しく、Junie B.Jonesの大きな声で赤ん坊は泣き出しMomは後で相談しましょうと言って彼女を部屋から出ていかせます。Dad(父親)が帰宅しJunie B.Jonesは幼稚園の宿題を相談しようとしますがDadはMomの手伝いをしないといけないからDinnerの時にしてくれと言います。Junie B.Jonesが部屋に戻ると赤ん坊はまだ泣いていてMomはヒステリック状態です。Junie B.Jonesはなぜか懐中電灯を持ってきて赤ん坊に照らしますが赤ん坊は興味を示しません。Momがそこにやってきて怒り心頭。彼女を責めて部屋から出ていくように言います。その時、Junie B.Jonesはあるものを探し出しました。「おしゃぶり」です。Momに渡すと安堵の表情となりました。そしてそれを赤ん坊の口に入れようとします。その時、「ダメ。ばい菌がいる」とMomに言い、おしゃぶりをお湯できちんと洗い、Momに渡しました。それを見てMomは感心します。「そんなことをどこで学んだの?」。その時、Junie B.Jonesは自分のやりたい仕事を思いつきます。さてみんなの前で自分のなりたい仕事を発表する日がきました。Junie B.Jonesのなりたい仕事は「Janitor(用務員)」でした。他の人は大統領だったり、お姫様だったり、スーパーマンだったり、ちょっと現実離れしてるとか、かっこよいものを選ぶ子供が多かった中、非常に地味な仕事なので幼稚園の皆が笑いました。しかしJunie B.Jonesは用務員という仕事が人を助ける素晴らしい仕事なのだということを説明しました。先生はそれを素晴らしいと話しました。そしてはじめは馬鹿にしていた子供達も次第に納得していきました。ここで何が言いたいかというと特別な仕事ではない、普通の仕事であっても「人を助けるということは素晴らしい仕事である」ということです。すべての仕事は直接・間接的に人に貢献しています。だからすべての仕事に価値があり素晴らしいのです。