考えて解決すること解決しないこと
12月 11th, 2012 by Atom
考えても解決することと解決しないことがあります。
例えば、
「自分はなぜこのような人生を歩んでいるのだろうか?」
これは、考えてもわかりません。だから、考えて悩むぐらいなら、考えない方がいいんです。
でも、
「なぜ、仕事に失敗したのだろうか?」
これは、考えればわかることが多いです。だから、考えて答えを見つけて、失敗しないよにすればいいんです。
要するに、考えて解決することは考えて、解決しないことは、考えないということです。
同様に悩んでもしょうがないことを悩んでもしょうがないんです。
重い病気になった時「どうしよう」と悩むよりもまず、その病気を受け入れて、これからどうするかを考え決めたほうがいいんです。
辛いのは重い病気になったことよりも、それで悩むことです。
悩まないことを選んだほうがいいということです。
でも、やっぱり「悩んでしまう」のが人間です。
これは、執着ですが、まずこれに気づくことからスタートします。
そうか、自分は悩んでいるのだと意識的に気づくということです。
気づくと少し悩みが軽く感じられるはずです。
なぜかというと、悩みそのものにならずに、悩みを客観視できるからです。
すると、考える余裕ができて、悩みを解消する智慧が生まれるようになります。
悩みは悩んでもしょうがない、悩まないと決めることで悩みはなくなります。
これは、シンプルですが強力です。