困難な人生を選んで生まれる魂
11月 4th, 2012 by Atom
困難な人生を選んで生まれる魂
世の中を見てみると「困難な人生を選んで生まれる魂」だと思える人がいます。
・身体を障害を持って生まれる人とその家族
・借金まみれで一家離散の人
・重病になって、寝たきりとなってしまう人とその家族
・人を殺めてしまい、重罪になる人とその家族
・戦争で親を失ってしまう人
・大災害により子供をなくしてしまう人
・etc
もし、このような人生を自分や家族が歩んでいると、その人は大きな苦しみを味わいます。
これをしみじみ思うのは、自分の妹がまさにそのような人生だからです。
精神的な病気、大腿骨骨折による人工骨頭、夫や子供達との不仲、…。
妹は不幸をこれでもかというほど引き寄せている感じがします。そう話すと、私の母親も同じように思ったと話していました。
周りの家族は、その状態を受け入れならないと、つい本人を非難してしまいます。そして、それは、決して幸福への道にはつながっていません。
数日前にご紹介したリズ・ブルボーさんの「LOVE LOVE LOVE」や「五つの傷」、野口嘉則さんの「3つの真実」などをちょうど読む機会があり、結局、自分が苦しみを創り出してるのだと再認識したところです。
私は恐れを感じ、それが悲しくて、それを感じたくなくて、妹を非難し、怒りをぶつけてしまっていたことに、あらためて気づきました。
今まで、いろんなことを学んできたつもりでしたが、それが本当にわかっていなくて、実践できていなかったと思います。実践したとしても、なかなか長続きできないのです。
リズ・ブルボーさんの「LOVE LOVE LOVE」の中で、たとえ受け入れることができなくても自分を責めなくてよい。受け入れならない自分を受け入れないさいと語っています。
本当にそう思います。
受け入れられないのは、自分のエゴだからです。
エゴは恐怖を感じると、恐怖を感じたくないので、自分を守ろうとします。
その守ろうとするための行動が、非難や怒りになるからです。
ネガティブな感情を感じたら
・その感情に気づき
・その感情をしっかり感じ
・その感情を感じる考え方を探して
・その考え方が自分で創ったものだと認識し
・その考え方を変えて(変えれないなら認識だけでもOK)
・そんな自分を受け入れる
すべてが、自分を受け入れるためのプロセスであり、それは、他者をも受け入れるプロセスになっているということです。
たぶん、私はこのような経験を自分で選んだのでしょう。
そして、これは、私だけでなく、私の家族やすべての人が自分の内面を通して、経験しているプロセスだと思います。