平行世界、英語ではパラレルワールドです。私達は自分は唯一の自分で他に自分はいないと思っています。しかし実際はそうではないかもしれません。私という存在は多次元的でここにいるのはそのひとつの次元の自分に過ぎないという考え方があります。つまり他の次元にも私という存在はいてそこで生きているということです。
Aさん=>A’、A”、A”’、A””、A””’、A”””、A”””’、......
Bさん=>B’、B”、B”’、B””、B””’、B”””、B”””’、......
........................
のようなイメージです。Aさんはたくさんの次元に存在しそれぞれが自分はひとりだと思って生きていますが本当は統合された存在が真のAさんです。私達はA’に過ぎません。ですがAでもあります。全ての△’が△の一部で△であると認識すれば△となります。全ては部分の集まりでしかも部分は全てでもあるというパラダイムになっています。
そしてさらにA、B、C、..........も同じように全体の一部となります。
Σ=A+B+................
このΣが神(大いなる全て)です。
さらに仮説を進めるとAさんとBさん(それぞれに’も含め)が同じ現実を創造しているわけではありません。つまりある景色をAさんとBさんが見ている時、別のものを創造し見ているということです。私達は個体としてこの三次元に存在していますがどんどん拡大していくと分子となり原子となりさらに陽子と電子となりさらに素粒子となりそしてさらに究極の粒子?が存在し、その粒子と粒子の間隔はその粒子の大きさにくらべ十分離れています。つまりミクロな目で見ると私達はスカスカになっているのです。ですからAさんとBさんが創造するものが同じ空間に共有されて存在できてしまうのです。すべての人が創造する現実がすべて異なり同じ空間に共存しているのが私達の世界です。私達は、はじめからひとつの存在でありそれが分かれて存在しそれぞれが固有の存在のように生きているのです。究極的にはひとつから分かれそしてまたひとつになりそして分かれまたひとつになりと繰り返しているのではないかと思います。まるで呼吸のように。