10/22に放送されたNHKクローズアップ現代「“つながり”から抜け出せない〜広がるネットコミュニケーション依存〜」より。
フェイスブックやツイッターなどの利用者が増えると共にネット上のコミュニケーションにのめり込み仕事や生活に支障となることが増えているようです。
これを“つながり依存”と読んでいます。
つながりって大事なことですが、つながり依存になるとよくないのです。
まず、依存がどういうことかと言うと
「関心を持っていることから注意をそらすことができない」
ということです。
単なる好きなら、注意を自由にそらすことができます。
過去には、FBに夢中になって1歳の息子を放置して死なせるという事件も起きたそうです。
テレビでは日本だけでなく韓国の例も放送されていました。
若者達が携帯依存していると言われていますがFBなどの場合は、大の大人が依存していたりします。
私も実際FBをやっていて、その危惧を感じていました。いいねとかコメントなどが気になってしまうのです。
で、あまりにもそれが面倒くさくなってしまったので、今は距離を置いています。
人によっては、ネットをする時間を決めて、一定の時間以外はリアルな生活に意識を集中するようにしているそうです。
“つながり”はとても魅力的ですが、これもやりすぎると依存になります。これはネットだけではないですよね。
例えば、家族とのつながり。とても大事ですが、子供がいつまでも親につながっていると、依存となり自立できません。
依存は仏教で言う執着と同じことです。
執着は時には身を滅ぼします。まず、自分が依存(執着)していることに気づくことが大事です。
執着に気づくと、そこから離れるための余裕が生まれます。
何事もほどほどがいいように思います。