「気づいている」ということは、意識が今ここにあるということです。
ただ歩いている時でも、歩いている動作、その時に聞こえる音に意識を向けていると、今ここにあります。
思考がなくて、とても心地よい状態です。ふと、思考が入りますが、それに気づいくと、今ここにあります。
経験を通して、感情や思考まみれになっている状態は、気づいていませんし、今ここにありません。
これは、ある意味、釈迦が言ったように苦しみの世界です。気づきがないので、風に揺れる木ノ葉のように、どこに行ってしまうか、わかりません。
不安、恐れの状態です。
気づいていると、今ここしかないので、安心感と喜びがあります。