昨日の未来予想1の世界のストーリーです。
20WW年、世界のあらゆるところにある種のコミュニティーができていった。そのコミュニティーは自主独立しており、そのコミュニティーの人々は資本主義経済とは関係ない生活をしていた。そのコミュニティーでは貨幣がなく、誰もが所有欲がなく、誰もが奉仕することに喜びを感じていた。衣食住は彼らだけで十分まかなえるものであった。お互いなんでもシェアしながら生活していて誰もが幸福に暮らしているようだった。コミュニティーの人数は次第に増えていった。
20XX年、資本主義経済は世界的に破綻しつつあった。貨幣に対する人々の信頼はなくなり、誰もがお金を得るための活動をしなくなり、政治や経済は混乱していた。経済社会に未練のある人間は必至に世界を立て直そうとしたがそれはほとんど効果がなかった。
20YY年、資本主義経済は完全に崩壊した。コミュニティー同士が結合することによりコミュニティーはさらに拡大していった。コミュニティーに入れない人達は独自の仕組みを再構築した。しかし一時のような大規模な経済中心の社会はできず、いずれ衰えていってしまう。
20ZZ年、地球は新しい世界になり、すべての人々が幸福に暮らす世界になった。人の意識は現在とはかなり異なっている。誰もが愛と受容に満ち、いつも笑いが絶えず、喜びに溢れている。人間は自然と一体となった生活をしており、地球は美しく、輝いていた。
この世界に住む、Aさんは絵を描いている。それが彼の一番やりたいことなのだ。ある日、自分の住む東京から静岡まで行き、富士山を描いてみたいと思った。駅まで行く道すがら、車に乗っている人から声をかけられ、「静岡まで行くのですよね?。駅まで送っていきますよ。」と言われ、駅まで乗っけていってもらった。駅に着くと電車に乗る。電車は無料だ。お金はかからない。電車の運転が好きな人が集まり、動かしているのだ。Aさんは電車に乗り、静岡まで移動した。途中でお弁当を電車の中でもらう。料理を好きな人がお弁当をつくっていてそれを自由に食べることができる。静岡まできて、いい絵を描くポイントについて考えていると地元の人が「xx町に絶好のポイントがありますよ。案内してあげます。」と言ってくれた。連れて行ってもらったポイントは素晴らしかった。地元の人に泊まれる場所を尋ねたら「あなたの泊まる場所はすでに用意してますよ。夕方になったらホテルから迎えがここにきます。」とのこと。Aさんは夕方まで思う存分、絵を描いた。ホテルから車が迎えにきてAさんはホテルへ。ホテルでの食事は素晴らしく、温泉はゆっくりリラックスできた。翌日、タクシーが駅まで送ってくれた。Aさんは家に帰った。完成した絵を多くの人に見てもらいたいと思った。しばらくするとどこからともなく人が集まってきて、その絵を見た。たくさんの人がその絵を見て、幸せな気分になった。Aさんもそれを見て嬉しかった。
さてどうだったでしょうか。想像でつくったものですがこのような感じの社会になっていくのではないかと思います(^^)。