これは、ブッダの見い出したことです。
ブッダは苦から脱出することを説きました。このための4つの真理が四聖諦と呼ばれます。
1、これは苦であると気づくこと
2、これは苦の起こる仕組みであると気づくこと
3、これは、苦の無い状態であると気づくこと
4、これは、苦を無くすための方法であると気づくこと
これを見ると合理的な考え方であることがわかると思います。
左脳優先タイプの私には納得感があります。
苦とは何か?について、誰もが経験しているので、知っていますが元々は
「苦とはうまくいってない状態」
という意味です。
つまり、自分の感じたい感情が感じられていないならそれは苦ということです。
*山名哲史さんの「すごい!やっぱり般若心経だ」より引用しています。
ここからは、私が気づいたことです。
もし、「苦しみを感じたい」と思っているなら、苦しみを感じることは苦ではないのです。
まるで、パラドックスみたいですね。
苦しみという経験はとても貴重な体験です。ある意味ありがたい体験とも言えます。
こういう考え方をすると、苦しみも愛おしくなってくる感じがします。
これは苦をなくすための考え方(方法)とも言えます。
4つの聖なる真理のプロセスはとてもパワフルです。
これだけでも、ひとつのワークショップができます。