サワコの朝に出演された福岡伸一さん、ある意味とてもスピリチュアルな人でした。
この方は生物学者です。子供の頃は昆虫が好きだったそうです。
その後、生物研究を深めていきました。
いくつか印象になる話しがありました。
生物学者という視点から見ると私達とは異なる視点でものごとを見ているのです。
『少子化について。世界全体で見れば、人口は増えている。問題ではない。遺伝子は産めよ増やせよだけを言っているわけではない。むしろ自由であれと言っている。』
『細胞は自分の役目をやっている。役目が不足するとその役目を補うように働く。』=>動的平衡
『わがままな細胞はどんどん増えていく。それががん細胞』
『自分の役割は自分の中に探すのではなく外側で探す。関係性の中でしか自分が何ものかがわからない。だからいろいろなつながりを持つこと。』
どうでしょうか?
とても鋭い観点ですね。
生物学者とは「生物を観察(探求)している人」です。それも深く、広く。
これは、スピリチュアルで、ハイヤーセルフがエゴを観察するのに似ています。
さて、遺伝子の意図とは?
遺伝子は制限を与えるものでもありそれはブレーキのようなものかもしれません。アクセルは私達の意図や欲求です。
ブレーキをはずせば、意図通りに動きますが、ブレーキを外さないと意図はなかなか叶いません。
遺伝子はかなり強く固定化された信念です。
この信念は「生きなければならない」という生存競争を生き抜けというものも持っていますし、「喜びを感じたい」という生きることを経験し尽くしたいという意図も持っています。