ステルスマーケティング(ステマ)
1月 26th, 2012 by Atom
昨日は、ブランディングについてのセミナーに参加しました。
その中でステルスマーケティング、略してステマの話しがでました。
ステマとは、見えないマーケティングのことです。
ですが、食べログの偽わりの問題が起きて、ステマが槍玉に挙げられているようです。
ステマは消費者が気づかないマーケティングです。
今回は口コミがやらせでした。また有名タレントや芸能人に商品を使った後に、よい感想を書いてもらうのもステマのようです。
ステマ自体はよいも悪いもないのでしょうが、そこに
「不正直さ」
があると、多くの消費者は嫌悪感を感じると思います。
例えば、牛肉がアメリカ産なのに国内産と偽ったら、嫌な感じを受けますよね。
はじめからアメリカ産と言っていれば正直なので 嫌な感じはしないのです。
正直さとは、自分が嘘をつかないことです。
自分が思ったこと、感じたことをそのまま表現することです。
食べログの場合だと、料理が美味しい、美味しくない、などの感想は個人によって違います。
どう判断してもいいのです。でも、そこに不正直さが入ると、それを信じれなくなります。
不正直さは不信につながります。今回の事で、クチコミ業界は信頼を失い、一時株価が下がったそうです。
今後、なんらかの規制がかかるかもしれません。
Facebookなど実名でのSNSのように食べログなども実名が基本となるかもしれません。
そうなるとどうなるか?
もし、嘘をついたら、自分の信頼度が下がることになります。
よりオープンになればなるほど、正直になっていくはずです。
ただ嘘をつく人を責めないほうがよいでしょう。
元々嘘をつく人も悪い人ではなく、普通の人なのです。
単に、恐れから嘘をついているだけですから。
この恐れから嘘をつくことはすべての人が経験していることです。
だから、受け入れていけばいいだけです。
今後、もっともっとオープンな世界となり、より正直さが増えていく時代になります。
大丈夫です(^^)。