「NHK教育の白熱教室という番組をご存知でしょうか?」
有名なのはマイケル・サンデル教授の「正義」ですね。
私は今年のお正月の番組をすべて録画してしまったぐらい面白く感じました。
先日までは日本の大学の教授だったのですが、今週はまたアメリカに戻り、コロンビア大学のシーナ・アイエンガー教授となりました。
日本の教授の方も優秀な人がいるのだなと思いましたが海外の教授の方にはさらに深い洞察力を感じます。
シーナさんはインド系の移民でした。先天性の病気で、今は目が見えません。
でも、その困難に負けることなく、今の人生を歩んでいます。
さて、今回の話し、「選択こそ力なり」です。
私達の人生は
『運命、偶然、選択』
のそれぞれにどのように影響されているのでしょうか。
「この問いにどう答えますか?」
話しの中で選択することは力の源であるということが語られています。
どんなことにおいても選択できることが活力を生むのです。
子供達に5つの色の付いたペンを好きに選んで問題を解かせると回答率が上がります。
お年寄り達の世話をどのようにするかを選ばせたほうがお年寄りは元気になります。
動物達はオリの中で外敵もいない快適な暮らしより、外に出て危険にさらせれた野生の中の方が長生きします。
これは何を意味しているかというと、
「選択できる自由があると、命が輝きを増す」
ということです。
生命力とはまさに選択する自由があるということなのかもしれません。