「人は疑うことが好き」という感じがします。これがよくわかるのは自分が何かやりたいとか夢を持つ時。
「私は歌手になりたい」→「でも歌はうまくないし見かけも普通。なれるわけながない」
「私は好きな人と幸せな結婚がしたい」→「でも難しいかもれない。ある程度妥協も必要かも」
「私はお金持ちになりたい」→「でも普通のサラリーマンで普通の生活しかできないんだろうね」
もしかしたら「これは常識的な考え方だよ」、「当然そうだよ」、「誰に聞いてもそういう答えだよ」などと考えるかも知れません。私もそうだよなって思うこともあります。これらの疑いの根底にあるのは
「自分は力がない。だからできない」、「自分は力がない。だから挑戦する勇気がない」、「自分は力がない。だから怖い」
という自分への疑いです。
しかし、実際に自分の夢を現実にしている人はこのようなことを考えているのでしょうか?。もし考えていたら、夢を実現できていなかったと思います。考えたとしても夢を実現する時にはその疑いをかかえながらも行動していたと思います。最初は小さな一歩かも知れません。でも夢を叶えた人は自分を変えることを選択したのです。成功哲学などの自己啓発の本を読む人はたくさんいます。しかしそれを実践する人は、はるかに少ないようです。だから一生で夢を叶える人は一握りなのでしょう。ではこの疑いをやめたらどうなるか。それこそすべてが可能でバラ色の人生になると思います。でも人は疑いをやめないのですよね。何千年も前からずっとこれが続いています。もしかしたら人間は信じることを恐れているため、疑っているのかもしれません。