他人と家族、どちらの方が問題を抱えているかというと、家族の方であることが多いと思います。
なぜなら、自分の内面をもっとも反映しやすいからです。
しかも、たいていの場合、物理的な距離も近いのでなおさらです。
逆に言えば、家族や近い関係の人との間が良好な関係であるなら、さらに広い範囲の人との関係も良好に結べると思います。
家族との関係が色濃く反映されて現実化しますが、他人との関係においても色薄く反映されます。
例えば、
家族との関係が悪くいつも言い争いばかりしているとします。お互いに自己主張し、自分が正しいと思い相手を非難するような関係です。
この場合、他人である、友人や会社の人や近所の人々の関係で少なからず出てしまうことがあります。
家族間で本音で話せない関係でいると、友人や会社でも同じようにどこかよそよそしいとか、その人が持っている自分の思考やこだわり、信念などが反映されるためです。
さて、この時何が問題かというと、自分の内面です。
まずは自分と家族との関係を自分が変わることにより、変えていくことが大事です。
ここがクリアーできると、他人との関係も変わります。
問題は遠くにあるものではなく、まさに身近にあるということです。
世界平和云々を語るよりもまずは、自分の内面の平和を自分で処理するほうが結果的に世界平和にもつながるはずです(^^)。