いろいろなところで
「自己責任」
という言葉が使われますが、今日はこれについてお話します。
すべては自己責任。
こう言ってしまうと、言っている人は責任をきっちり分けたいと思っているはずです。
責任にはいろいろなレベルがあります。
例えば、
家族としての責任。
チームとしての責任。
地域としての責任。
社会としての責任。
日本としての責任。
人間としての責任。
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これは責任の範囲がどこまで及ぶかですがこれは個人個人の考え方つまり信念により様々です。
前にもお話したように自分の責任であると決めた範囲は、自分の力の及ぶ範囲です。
世界が平和でないのは自分の責任だと思えるなら、責任の範囲はかなり広いということですね。
こういう人は世界のために何かをしたいと考えるでしょう。
どのように自己責任の範囲を捉えるかはその人次第であり、その人がどのような経験をしたいかで選べばいいでしょう。
ただ、恐れから自己責任を回避しようとするなら、そこには抵抗があるわけで、これは、心に何らかのわだかまりを残す可能性もあります。
すべては自分で創造したものであるという観点から見れば、すべては自己責任です。
ですが、これは他人から責められるべきというよりは単に、この現実に起こった事、自分が感じたり、考えたりすることはすべて自分が創り出した結果であるということです。