野口嘉則さんの『鏡の法則』。かなり有名になっている本らしいですが全く知らず、やっと今日、ブログからダウンロードしてあったものを読んでみました。いやー、号泣しました。悲しいでも嬉しいでもない。そう共感です。だから涙が出たのです。内容は「子供がいじめられたのに悩む母親があるコンサルタントに出会い、その方のアドバイスにより自分を変えることにより自分の悩みを解決する」というものです。母親の悩みは「息子が友達から責められていること」そして「息子が自分に責められているのを相談せず隠していること」です。この野口さんはアバターだったらしいです。この鏡の法則はアバターのワークでも類似したものはやっています。また心理学の世界でも同じ事は語られています。大事なのはそれを実生活に応用していくところでしょうね。さて鏡の法則が何かというと「あなたが世の中で経験するすべてはあなたの反映です」ということです。あなたが誰かに責められていると感じるなら、あなたは誰かを責めています。あたなが誰かに嫌われていると感じるなら、あなたは誰かを嫌っています。この子供のいじめの話しでは
「息子が友達から責められていること」を鏡の法則にあてはめると
「母親が誰か身近な人を責めている」ことになります。(子供と親は一心同体なので母親は責めているとなるのでしょう。見知らぬ子供ならこれほど悩みません。この話しでは身近な人は父親と夫でした。)
「息子が自分に責められているのを相談せず隠していること」を鏡の法則にあてはめると
「母親が息子を信頼できない」ことになります。
ではこのような場合にどうするかですが、まず
「母親が誰か身近な人を責めている」のですから身近な人(父と夫)を責めていることを認め、身近な人(父と夫)に謝罪し、身近な人(父と夫)に感謝することです。
同様に
「母親が息子を信頼できない」なのですから息子を信頼していなかったことを認め、それを息子に謝罪し、息子に感謝することです。
これをエネルギーで考えるとマイナスのエネルギー(人を責める、信頼しない)をプラスのエネルギー(人を責めない、信頼する)に加えて中和することになるかと思います。うまくいっている人間関係はたいていプラスのエネルギーに満ちています。プラスのエネルギーとは愛、思いやり、信頼、感謝、慈悲、責任感、など。マイナスのエネルギーとは恨み、うらやむ、欺き、悲しみ、つらさ、怒り、など。人間の心が複雑にからみあって世の中を構成していますが、プラスのエネルギーが増えていけばこの世界は喜びに満ちたものになります。