もし、あなたが誰かに親切にされたら、感謝を示したくなりますよね。
今日は親切にすることについてです。
TONY HSEIHの本、「DELIVERING Happiness」ではあるエピソードが書いてあります。
ある女性が旅行先で買い物をしたのでレジに並んでいました。
あまりお金がなかったのですが小銭を書き集めればなんとか足りるようでした。
しかし、レジには
「小銭はお断り」
と書いてあったのです。
困った風でいると、ある紳士がお金を払ってくれたのです。
女性がお礼を言うと、紳士は
「困った人に出会ったら、親切にしてあげて欲しい」
と彼女に話しました。
彼女が旅先から帰り、お店で買い物をしてレジに並んでいると、とても混んでいました。
彼女の番が近くなってきて、ある老人が並んでいたのですが、その品数はたいしたものでありませんでした。
彼女は
「一緒に、払いましょう」
と言ってその老人の分も払いました。
*いっぱい並んでいたので少しでも他の人の番が早く来るようにとの重いからこのようなことをしたんでしょうね。
すると老人はいぶかしげに
「なぜこんなことをするんだ」
と聞いたので彼女は旅先でのことを話しました。
レジの店員もその話しを聞いていました。
数日後、彼女はレジの店員に偶然、会いました。
レジの店員は先日のことについて、友人に話したんだと彼女に話しました。
おおざっぱにはこんなエピソードです。
このようなことって、すごく世界を明るいもの、ポジティブなものにしていきますよね。
「困っていたら助けなさい」
道徳ではこのように習いますが、習うよりも実際にこのように行動したほうがよほどいいです。
行動することでそれがどんどん広がります。
まるで、水面に石を投げるとその波紋が全体に広がるように。