地震や津波は天災です。
これを避けるのは難しいです。
一方、
原子力発電の事故は人災です。
これは避けることができます。
原子力発電の推進派は、
「資源のない日本には原子力発電が必要」
と言いますが、これは正しくない情報のようです。
調べるとその論拠がくずされるでしょう。
一方、今回の原子力の事故で多くの人、特に福島県および近県の人々は
「原子力発電は不要」
と心の底から思ったのではないでしょうか?
いまだに原子力発電が必要と言っている人は、遠いところにいて自分や家族が安全だからそう言えるのでしょう。
また、海外では日本という国は
「リスクが高い国」
という認識になっています。
日本がこれから生きていくためには貿易や交易は欠かせません。
ですが、海外の国々から
「危険な国」
という烙印をおされたら、いったいどうなるでしょう?
江戸時代のような鎖国状態に近いものになる可能性もあります。そうなれば、日本の経済的な発展はまずあり得ません。
原発事故はたった1つの事故でもこれだけ大きな影響を及ぼすのです。
日本にはたくさんの原発があります。ですから危険な場所はまだまだたくさんあるのです。
このような事故は今後も起こる可能性があります。
山岸凉子さんが原子力発電の是非について世に問いかけた漫画が無料公開されています。
ぜひ、ご一読されることをおすすめします。http://usio.feliseed.net/paetone/index.html
原子力発電の放置は今生きている、私達だけでなく、その子孫にまで大きなリスクを残すことになります。
一日も早く、すべての原子力発電がなくなることを願います。