車のカバーをかけていると斜め向かいの奥さんが車に乗り込もうとしていた。声をかけてすこし立ち話をした。私の近況(仕事をやめたことや先月アメリカにいったことなど)を話したり、旦那さんや息子さんなどの話を聞いた。なんでもご主人の仕事の関係で海外に何度も行ったりしているそうで、ご主人の定年後は海外シニアボランティアなどを考えているらしい(息子さんも海外へ仕事でよくいくらしい。海外に縁のある家族みたい)。普段何気なく暮らしいている人にも「他者への奉仕」を考えいている人がいるのだなということをあらためて気づいた。私もそういう仕事をしたらどうと薦められた。無料奉仕というわけではなくお金はもらえるそうだ。しかも現地では家や生活はまかなってもらえるらしい。即答はできなかった。いきなり海外はと思ったから。でもその奥さんはさらっと気楽に話していた。身近に菩薩のような人がいるんだなと思えた。