ガソリン、電池、水、食料、いろんなところで買いだめがされているようです。
「不足する」
という恐れが、行動させるのでしょう。
ニュースやCMやインターネットで
「買いだめしないように」
と訴えかけていますが実際に
「ものがなくなる可能性がある」
と信じていると抑止効果はあまりないかもしれません。
実際に物資の状態がどうなのか、より正確な情報を伝えたほうがよいでしょう。
もし、不足していてもそれが正しい情報ならば、適切に対応することができます。
しかし、不足しているのか、足りているのかわからないと
「不安」
になります。
不安は疑心暗鬼からきていて、どう行動していいかがわからなくなります。
すると「生きる」ということを第一に考え、
「自分だけ」、「家族だけ」
という利己的な部分が出てきます。
そういう人が増えると社会不安となります。
一方で、これに気づき、自分を変えていく機会であるとも捉えることができます。
もし、物資が少なくなっても買いだめしないで、分け合えばいいでしょう。
その方が心地良く感じませんか?
恐れを感じて行動するのはあまり気持ち良くはないのです。
避難所の人々が最初の頃、おにぎり1つを分けあって食べていたということを聞いて、心が温かくなりました。
お腹が満たされるより心が満たされる方が幸せです。